中医学・漢方医学からみた赤顔の原因
漢方(中医学)でも赤顔は多くの原因で起こります。
多くは慢性的な皮膚病で起こりますが、体質的に顔が赤い方もおられます。
皮膚病(アトピー、乾癬)・のぼせ・高血圧が多くを占めます。
中医による赤顔の原因
〇お血:女性に多く、下腹部にあるお血や血流障害が、血行を阻害して、熱が上半身に上り、のぼせが生じたもの
○血熱:普段から顔が赤く、のぼせやすく、辛いものも良く食べる。
○湿熱:先天的な脾胃の虚弱や不摂生によるもの、ニキビも含む
○陰虚火旺:老化や仕事のし過ぎや病的虚弱により生じる熱の上昇
○血虚:気血の不足により、顔の皮膚に痒みが生じて、皮膚に栄養が不足して痒みとなり、掻いて赤くなるもの
○肝火上炎:ストレスや飲酒など、肝臓に不摂生をしたために血行不良を生じて顔が赤くなるもの
○外邪の進入:顔の皮膚のウイルスや菌の感染や花粉やアレルギー物質の付着で痒みと赤みが出たもの