2、漢方服用前に癌の漢方分類
癌であっても、諦めず、良好な健康状態になって欲しいと願ってやみません。
癌は正常では排除することができるはずの癌細胞が免疫力低下や毒性が強かったことにより増殖してしまう疾患です。
漢方の体質分類では多くの状態と絡まり重複します。
正気不足
気虚:胃腸の弱さ、栄養吸収の不良によって、疲労倦怠、胃腸虚弱の出る症状です。
血虚:出血や病気と闘うエネルギーが不足、栄養不良などで生じる症状で、血は不足すると同時に気虚も発生しますので、顔色が青くなり、疲労倦怠やめまい、不眠などの症状です。
陰虚:病気と闘うエネルギーの消耗が長期に渡り、熱っぽくなる症状です。
陽虚:もともとの冷え性や病気と闘うエネルギーが極度の消耗により冷えた状態になった症状です。同時に気虚も起こりますので、疲労倦怠は凄まじい状態です。
気滞:エネルギーがうまく循環していない状態です。滞ったエネルギーが不快な症状を呈します。また、不快症状の移動が激しいために、頭痛が起こったら、次に腹痛、腹痛が治ったと思ったら、のぼせイライラの精神症状が起こったり、いろいろな症状に悩ませられます。
お血:血の滞りが悪くなる症状です。例えば、癌や腫物が体内にあれば、当然、圧迫などで、血流は悪くなります。
熱毒:癌の発生する毒性物質により発熱する症状です。普通の風邪とは違い、この発熱は解熱剤では下がりません。熱毒による熱は長期に渡ります。また、夕方に熱が高くなるなど、皮内変動もある場合があります。
1、癌の漢方相談TOP |
このような方はご相談下さい。
●疲労倦怠の強い方
●白血球が下がるなど、免疫力が低下されている方
●自然療法をご希望の方
●がんで病院に通院の方
●抗がん剤の投与をされる予定の方
●健康に自身のない方
●体調が良好にもかかわらず、がんの告知を受けた方
●更年期のように辛い症状がある方
●体調の維持に不安があり、安心な生活を送る為の漢方をお求めの方
●妊娠中で体調不良の方