2-4、漢方での不妊症(不孕)の血虚の体質傾向
漢方医学では女性は生命の源である腎の気が7年の周期で体調が変化します。
血の虚弱傾向についてお話します。
〇血の虚弱は子宮の正常の活動を阻害します。
本来、血というものは胃腸からもらった栄養素を使って肝が作り出し、貯蔵し、全身に巡らせます。
しかし、貧血やそれに似た、血虚という症状にかかりますと、全身症状とともに良い血が子宮に巡らないことになります。
その結果、不妊になりやすい傾向になります。
生理周期での特徴としては月経期の後が一番血が足りなくなりやすいので、めまい、倦怠感、貧血症状など、いろいろな症状に悩まされます。
漢方の不妊症と体質傾向
●血虚(けっきょ)・・・血の栄養不足
生理の周期が不規則で、経血量が少ない
生理の終わりに腹痛や腰痛、体調を崩す。