いぼ痔と脱肛の症例
患者さんの声
20代男性、3ヶ月前から、多忙な仕事から、疲労がはじまり、トイレのあとに脱肛が始まり、その後イボ痔となる。
痒みも出来る。
肛門科の医師に診察してもらう前に漢方で治療してみたい。
友人に話すと、生活に支障がない程度であれば、漢方薬局が良いのでは?と紹介して頂きました。
使用薬
ボラギノールA坐剤
乙字湯エキス
自分で鏡で見てもらい状態を教えて見てもらい状態を把握しました。
他でも漢方薬を貰ったことはありましたが、便が緩くなり、脱肛が酷くなる状態でした。
ですので煎じの漢方薬を体質に合わせて作って頂き、2ヶ月で良くなりました。
今は先生から養生法を教えて頂き、漢方の服用は中止しています。
また、再度調子が悪くなれば煎じの漢方薬を服用したいと思います。
治療家コメント
もともと、痔になりやすい体質ということで、脾虚の状態もある方でした。
漢方的には体質的にお血・水毒・升提作用の低下が原因であったため、
体質改善とお血・水毒・升提作用を考えの食養生、家でのお灸ケアを、
漢方薬は証に応じて変化させていくため、複数の薬を使う必要がありました。ただ費用の面を考えてみると初めはかかりますがある程度良くなれば、食養生と運動療法で予防が可能となるものであるので、良くなればお薬は半量もしくは調子が悪くなると予感したときだけで続ける必要がある場合があります。
痔の調子が悪くなるときはついつい、疲労だけでなくお酒や辛いものなどを摂っていることがあります気が付いたら、減らしていかないといけません。
漢方薬とその費用の目安
1日の治療代550円→後に養生もうまくなり治療代0円
※使うお薬、金額は患者さんによって異なります。
1日治療代400円~600円の方が多いです。
養生薬をプラスされる方はご相談下さい。
症状の改善と同時にお薬の量は減ります。