漢方専門 桜門漢薬局
漢方製剤解説第3巻
解労散(かいろうさん)について⇒
主な適用としては、
体力中程度又はやや虚弱で、腹部に重苦しさがあり、ときに背中に痛みがあるものの次の諸症:
慢性の発熱、腹痛、胃痛
解説
ストレス性で、胃痛や腹痛に非常に良い処方と思います。
土鼈甲(どべっこう)つまりスッポンの甲羅が配合されて、強壮剤としての補助的作用を持ちます。
柴胡(さいこ)は多めに配合されていますので、発熱にも使われると思いますが、肝火上炎(かんかじょうえん)、イライラして怒りやすい男性では非常に喜ばれる処方と思います。
芍薬(しゃくやく)は多めに配合されていますが、痛みによく効く芍薬と、あまり効かない芍薬があるので、背中の痛みに使うのであれば鎮痛作用の良いものを選ぶべきです。
甘草(かんぞう)は枳実(きじつ)の強い苦みがあるので、甘味の強いものを選び苦味を緩和すると良いでしょう。
このホームページの閲覧の仕方をご紹介
○こちらはトップページになります。
目次的な役割をしています。
よくある漢方相談の病気・中医学としての解説
喜びの声の症例集・自己紹介・料金・治療の流れ・漢方講座・養生法の基礎などを紹介しております。
○このホームページの検索エンジンでの探し方は【sakuramon.com】とご入力下さい。他社の作ったホームページが混在し、検索しづらくなってきております。
○ホームページ全体の目次が知りたい時は検索エンジンで、【site:sakuramon.com】とご入力下さい。
○このホームページはPCとスマホで切り替えられるようになっております。その為、レイアウトがずれる場合があります。また、スマホの機種によっても可能性が考えられます。
○スマホ優先で文字や画像を配置しているため、PC上で特にバランスが悪い場合があります。
○何卒宜しくお願い致します。